カビ経過報告(6月26日)

D宅(和風建築):6月21日 カビが発生しました。

環境:昔ながらの和風建築の座敷(週1回、空気の入れ替え、洗濯物を干す部屋。)

夫婦共働きのため窓を開けた換気ができず、また梅雨に入って一段と洗濯物の湿気がこもった状態となりました。

表替え後45日経過です。熊本は6月11日に梅雨に入り湿度が高い日が続いていました。

カビは6畳のうち、洗濯物周辺の3畳に発生。品種や無染土には関係ありませんでした。

換気が十分出来ず、他5人の家ではまだカビ発生が見られないため、ここでは「換気」がカビ対策の重要なポイントと言えると思います。

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肥後物産通信6月号「カビ対策実験とせとなみ栽培の経過報告」

生育状況(6月11日撮影)
生育状況(6月11日撮影)

■産地状況

 6月11日梅雨入り発表がありました。昨年は5月11日と早い梅雨入りでしたが、今年は平年より7日遅れとの事です。新草の生育状況ですが、早刈り品種の涼風は伸びもあり順調のようですが、中間刈りから遅刈り品種のひのみどり・ひのはるかでは、やや短いとの声が聞かれます。今年5月の気候は晴れの日は多かったのですが、朝・夕が肌寒いと感じるほど気温が低くかった事が生育の遅れに影響しているようです。梅雨に入った事で、新芽の伸長による今後の回復を期待したいところです。

新草の品種構成割合

 涼風:46%、ひのみどり30%、ひのはるか13%、夕凪・他11%

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肥後物産通信5月号「カビ対策で実験」

畳替え前の和室(B宅 2020年5月19日)
畳替え前の和室(B宅 2020年5月19日)

社員5名の家と会社2階和室に梅雨を前に畳替え

 天然のい草は畳替えをした1年目には、カビがきやすいと言われます。カビは栄養・湿度(70%以上)・気温(25℃以上)(数字は目安)の条件が揃うと発生します。

 これまでもカビ対策の実験を行ってきましたが、カビ対策のポイントは「換気と掃除」と考え、これを心がけるとカビの発生は見られませんでした。

 B宅では梅雨時期でも窓を開けて換気する生活スタイルですが、その家だけ、その生活スタイルだけに言えるのではないか?とも考えられ、同じ時期に住宅構造や生活スタイルがそれぞれ違う社員5名の家で、5名とも同じ材料を使って梅雨を前に行って、どのような結果になるかを実験してみたいと思います。

 

 

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肥後物産通信4月号「産地状況とせとなみ生育報告」

先刈り後の杭立て風景(4月18日撮影)
先刈り後の杭立て風景(4月18日撮影)

■産地状況

 4月下旬となりい草の茎数も増え、鮮やかな緑色となってきました。生産農家では除草作業を行った後、有機質のボカシ肥料等を施肥される姿が見られます。また先刈り作業も始まり、その後は杭打ち・網張りなど圃場作業が忙しくなる事から、畳表の生産は徐々に減少傾向となっています。

 

 市場出品は平均60点程となっています。品種では涼風が約5割を占め、出品内容では長イ率が低い傾向から、本間類の割合は例年の3〜4割と比べ3割弱程度と少ない状況です。相場は3月よりも荷動きが出ており、また今後の出品減少を見越した手当もある事から、草質の良い品物や売れ筋のクラス、また下級品は全般に強含みとなっています。

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肥後物産通信3月号「産地概要サイト更新のお知らせ」

生育状況(3月5日撮影)
生育状況(3月5日撮影)

■産地状況

 3月中旬となり新芽が芽吹いてきました。この時期に発生する芽が、後に発生する長イの最初の母芽になる事から、良質ない草を収穫するうえでも大事な時期となります。

 

 生産は最盛期となっていますが市場出品は平均80点程と、4〜5年前の100〜120点平均からすると2〜3割ほど少ない状況です。現在荷動きは低調ですが、草質の良い品物や出品割合の少ないところは今後を見越した手当があり、昨年の同時期よりしっかりした相場となっています。

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