肥後物産通信9月号「風は湿気を飛ばす」

 通信6-7月号でカビ対策を特集しましたが環境の違いもあり、そのまま取り入れる事は無理もあるかと思います。また8月になっても一部で施主からカビの件で問い合わせがあったとの事で、もう少し役立つ情報はないかと、この件でい草や湿度などに詳しい方にご意見を求めましたところ、いくつかの事例をお話し頂きました。そこで過去の事例とともに、新たにご紹介したいと思います。

 

 まず通信6月号では昔のNHKのカビ対策特集番組で雨の中でも窓を開けて風を通す屋久島での例、通信7月号では私の家(松永)の例を紹介しましたが、一般には少ない事例でもありまだ説得力に欠けるものかもしれません。

 梅雨時期は部屋の中の湿度より外気の湿度が高い感覚であり、それを取り込むのは湿度が高まるだけでカビ対策には逆効果と思われるのが一般的と思います。

締め切った部屋にクーラーや除湿機、扇風機などで空気が淀まないようにすれば良いのですが、1日の大半をそのような対策をとれるところは少なく、これが原因でカビ発生に結びついているように思います。

「窓を開けて、こまめな掃除をすればカビは発生しない」という経験から雨でも窓を開けて換気していますが、人に話すと「特殊な例だね」「うちの地域では通用しない」という反応で、そうなのかもしれません。

 

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肥後物産通信8月号「2020年 新草収穫状況」

 この度の「令和2年7月豪雨」により被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。被災地の皆さまの一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。

 熊本県南部の産地では7月4日未明から朝にかけて局地的に猛烈な雨が降り、一部で冠水する田圃があり、刈取り作業を中断する日もありましたが、幸いにして産地では大きな被害などの報告はありませんでした。皆様にはたくさんのご心配のご連絡を頂きまして誠にありがとうございました。

 

 新草の特徴・品質について一部の生産者の方々となりますが聞いてみました。

◎新草の特徴として

  • 前半は実入りが良く硬質で、根白も先枯れも少ない
  • 収量は平年並から若干多め
  • 長さは160cm前後。涼風など早刈りでは長い傾向
  • 7月4日以降雨続きで、思った以上に伸びたい草や、網上げが出来なかった田圃では根白の上がりが気になるところ
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肥後物産通信7月号「梅雨時期に窓を閉めるか、開けるか?」

(1)  2020/3/27表替え当日の部屋
(1) 2020/3/27表替え当日の部屋

 梅雨も末期となり、これからカビに注意する時期となりました。

 昨年夏より弊社にて、カビ対策をA4サイズ1枚にまとめる作業を行い、その際に多くの畳店様、材料商様に施主様におけるカビの実情をお聞かせ頂きました。

 そこで感じたことは、多くの店が納品時にお手入れの事を独自に説明されて、「カビのクレームはほぼなくなった」という店がほとんどでした。しかし今月に入り一部地域で、施主様よりカビのクレームが発生しているようですので、少しでも参考になればと思い、先月に引き続きカビをテーマにしました。  

 

 皆様のカビ対策で説明されているポイントはほぼ共通しており、湿度、温度、栄養の3要素がポイントでした。この点は北九州大学の森田教授にも確認頂いた事でした。

 一方で1点、見方が分かれる点がありました。それは「梅雨時期に窓を閉めるか、開けるか?」です。これは家造りで左右する事かもしれませんが、熊本における梅雨時期は「閉めれば暑いしクーラーまでは必要ない」という気候なので、私の家では少数派かもしれませんが梅雨時期でも雨が降り込まない限り、窓は全開です。

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肥後物産通信6月号「い草の消臭効果とカビ対策について」

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肥後物産通信5月号「熊本県藺製品卸商業協同組合パンフレットのご紹介」

 熊本県藺製品卸商業協同組合ではホームページの2つのサイトをリニューアルされ、その内容をまとめたパンフレットを制作されましたのでお知らせいたします。

  1. 「いぐさ」って?
  2.  特性とお手入れ
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