長さで変わるい草の持ち味

品質の良いい草は、長くて若いい草を原料に畳表として作られています。中心部分の長いい草を数多く使用しており、色は少しずつ退色するものの、敷き込んでからの変色は緩やかです。数年後、明るい黄色に変色し、天然の木の柱の色に近づき和の空間を演出することになります。長いい草の畳表は、耐久性にも優れ、年数が経つにつれその持ち味を発揮します。これに対し、古い草と若い草を組み合わせたい草は、短い低品質の畳表として作られます。短いい草で織られた草は、変色したい草の混入が避けられず、色調や耐久性にやや難があるようです。

その為、い草の長さは、その耐久性と関係しますので、できるだけ長めのものをお勧めいたします。

長さの目安としては、茎から葉先まで最上級(135cm以上)・上級(120cm以上)・中級(110cm以上)・下級(97cm以上)を基準にすると良いでしょう。


●「畳表のいろいろ」(ポスター) こちら