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肥後物産通信10月号「令和元年秋季産地研修報告(概要)」

◎概要

品評会会場
品評会会場

品評会の日に合わせて10月20(日)〜21日(月)に最高級品の見学と見分け方を中心とした研修会と講演会・展示会を行いました。

 

◎日時:令和 元年 10月20日(日)~ 21日(月) 

◎目的:農林大臣賞受賞品はじめ品評会製品を見学する事で品質の説明により幅を広げ、お客様への価値提案力を高める

◎内容

 1、品質勉強会(初日) (参加者:21名)

 2、丹生谷様による講演会(2日目)

演題「小さな畳屋の仕事改革」

講師: 丹生谷正男 様 

   千葉県柏市「ニブヤ畳店」店主

(参加者:62名)

 3、展示即売会(2日目)

熊本の最高級品を展示

(参加者:畳店様45名・生産者様45名の計90名)


◎初日 見分け方研修(13:00-18:00)

応用コース
応用コース

 初日は最高級品の見学と、その後は基本・応用コースと分かれ、基本コースでは「お金を出す人にとっての価値の違いは何か?」「例えば、8000円と1万円と何が違うのか?」この点を説明出来る知識の習得と、仕入れの時点で数年後の品質の違いを見分けるポイントをつかんで頂く内容としました。

 

 応用コースでは、これまでの参加者から要望もあった商談シーンをお互いに演じ、自分では気付かない事を他の人の視点で改善点を見つけ出し、より質の高い提案につながる事を目指しました。

 「最近は定年された旦那さんも見積もりに同席されることが多くなった」とか、「サラリーマン出身の方は、礼儀など見られているように感じる」とも聞きます。マナーや礼儀などは、自分では気付きにくい事ですので、お互いに気付いた事を伝えて、提案の品質向上を目指す内容としました。

◎2日目 講演会  (9:00-10:00)

ニブヤ様講演会
ニブヤ様講演会

 2日目は千葉県柏市より、ニブヤ畳店 丹生谷正男様をお招きし、「小さな畳屋の仕事改革」と題して講演頂きました。

(参加者62名)

 

 丹生谷様は弊社研修で初年度の夏の研修に参加され、それから熱心に年1回以上は産地研修で勉強を重ね、数年のうちに高級品を多く扱われるようになられました。「良いと思うことを素直に受け入れ実践される姿勢」に感銘を受けます。

 

 また一人で経営されていらっしゃいますので、産地に行けば店は休業となりますが、日頃より約束事を大切にされる経営姿勢や人柄から、お客様は待ってでもニブヤ畳店へ注文されるのでしょう。

 

 販売の基本姿勢は、私たちから見ると「売り手良し・買い手良し・世間良し(社会貢献・産地貢献)」の「三方良し」につながっていると思います。 

三方良し
三方良し

 この中で「買い手によし」とは、どう考えるべきでしょうか? 工業製品のようにカタログなどで品質の差が分かりやすい商品であれば、どの店でも同じような価格になって、買い手に分かりやすく、納得して買われると思いますが、買い手に分かりにくい品質の商品である場合、「自分が逆に施主の立場になった時でも、納得のいく価格」が「買い手によし」ではないかと考えます。

 「世間によし」は世間の1つを産地とした時に、「産地の良い商品がどんどん売れる値決め」であろうと思います。

 

 ニブヤ様の販売姿勢が産地貢献につながるは、おそらく毎年の研修で体験先の生産者の思いに触れられているからかもしれません。「品質の良いもの、喜ばれるものを作っていきたい。そのような思いの詰まった高級品が順調に売れて欲しい」といった「生産者の思い」を畳店という立場で実践されているように見えます。

 


◎展示即売会 (10:15-12:00)

展示会
展示会

 講演会後は、普段あまり見ることがない熊本の最高級品を約20数点を会場中心に並べ、施主様から最高級品の依頼があった時に役立てて頂くことと、また畳店様と生産者の方と、お互いに販売現場、生産現場の情報交換する場を目的に展示即売会を行いました。

 参加者は畳店様45名・生産者様45名の計90名とおかげさまで多くの方に来場頂きました。

 

(概要は以上となりますが。頂きましたアンケートをまとめた報告が「アンケートまとめ」として続きます。)