寝ござのお手入れについて

1. ご使用の前に

 い草には品質を保つため、天然染土による「泥染め」が施されています。これは汚れやカビではありませんので、安心してお使いください。ご使用の前には、乾いた布や雑巾で両面を乾拭きしてください。


2. 日頃のお手入れ

 寝ござのお手入れをされる際は、い草の目に沿ってほうきで掃く、掃除機をかける、または純綿の雑巾やタオルで乾拭きする事をお勧めします。

◎毛羽立ち防止のための注意点

 掃除機をかける場合は、掃除機の吸込口が回転ブラシタイプではなく、回転ブラシ無しのものをご使用ください。

(画像をご参照ください。)

 

掃除機 回転ブラシ
掃除機 回転ブラシ
回転ブラシ無し
回転ブラシ無し

回転ブラシタイプは、カーペットなどの敷物の上に掃除機をかけた後、ござの上をかける事で、毛羽立ちが発生する可能性があります。

吸込口のブラシが回転してゴミをからめとることで、ブラシに巻き付いたカーペットなどの化繊が、畳表のい草の織り込みの間に入り込むためと考えられます。

(過去の毛羽立ち事例についてはこちらをご覧ください。)

毛羽立ち
毛羽立ち

3. カビの防止

 い草は天然素材のため、梅雨時期など湿気の多い季節にはカビが発生することがあります。カビ防止のポイントは「換気とお掃除」です。詳しくはこちらまで。

4. カビが生えてしまったら

 もしカビが発生した場合は、天気の良い日に日干しをしてからカビの部分を掃除機で吸い取り、その後い草の目に沿って乾いた、もしくは硬く絞った雑巾やブラシ等で拭き取ってください。カビの対処法について詳しくはこちら

5. 水をこぼした時は

 い草は植物です。水などをこぼした場合は、乾いた雑巾等でただちに拭き取ってください。そのままにしておくとマダラに変色する事があります。

6. 折り目について

 弊社の寝ござは畳表を使用しています。新しい畳表には時に折り目のあとがあります。これはシミやキズではなく、地厚な良質品ほど出がちです。この折り目は使っているうちに自然に消えます。


7. ご使用後の保管について

 ご使用後、長期保管される際には10分程度日干し、保管場所はなるべく高い位置での保管をお勧めします。膝より低い位置ですと、湿気によりカビが発生するおそれがあります。

 また、毎日の収納においては、数日折りたたんだ状態でもシワになることはありませんので、折りたたんでも丸めてもどちらでも良いと思いますが、長期間の保管に関しては、丸めた方がシワがよらないため、丸めての収納をお勧めいたします。


8. 目積織りをお買い上げのお客様へ

 目積織りは、目の幅が狭く急激に織り曲がっているために、目に沿って無理に折り曲げると、い草が折れて穴が空いた状態になることがあります。無理に曲げないようにしてください。