1月6日(土)は生産者の方々と新春の情報交換会を行いました。27名の生産者の方々にご参加頂きまして、ありがとうございました。また製織工程スライド発表では早川様、上本様の生産現場のスライド写真を披露させていただき、大変お世話になりました。
日時:1月6日(土)16:00 〜 17:30
場所:肥後物産(株)研修室
目的:情報交換会、製織工程スライド発表から生産現場に活かす
内容:
- 情報交換会(30分)
- 産地研修「製織工程」スライドについて意見交換(60分)
◎情報交換会(30分)参加者27名
今回の情報交換会の位置付けとして、価格を左右する要因「需要をあげる事」をお互いの共通認識として合わせ、今後の産地対策として何を優先して実行すべきかを話し合いました。
Q1:産地対策ついてどう思われますか?(反対・賛成 %で集計)
A1:賛成 83.7%
Q2:他に対策の案などがありましたらお知らせください。
A2:( 以下、コメントとして主なものです)
- 畳表としての国産い草のPRだけじゃなく、根本的な畳になぜい草が使われているのか、植物としてのい草の認知度を上げるPRが必要かと思う
- ネット広告をぜひ続けてやって頂きたい。女性の意見を取り入れた内容も入れて頂きたい
- ジャパネットの話が出ましたが、購入する際はネット検索して検討されてるはずなので、購入意欲をそそる、ワクワクする動画は絶対必要だと思います
- ネット広告はもう少し今の時代に合うような広告のやり方があるのかなと思いました
- ネット広告もいいが、30〜40代などの若い消費者向けにインスタグラムやTiktokなどを利用して国産の畳表のPRをしては
- ネット広告については、ここに来られた生産者に共有されるべき。今回クリック率、データー等を理解されたので良かったのでは
- 私はWeb上の広告はまず押さない。もっと効果的なアプローチがあるのでは?いぐさを使ったワークショップ、他の文化とのコラボ、イベント出店など
- 情報共有しながら地道に活動していくのが大切なのかなと思いました
- 国の対策、エコな高気密高断熱住宅に乗っかれるアイデアがあるといいのですが
◎製織工程スライド発表(60分)参加者27名
春の産地研修で畳店様にお伝えしている「製織工程による織りの違い」スライドを生産者の方々に発表させて頂きました。良いと聞いた事を実践されている「徹底タイプ」の製織工程をご覧になり、刺激を受けられたようでした。
Q3:製織工程スライドは、今後の製品づくりの参考になりましたか?
A3:( 以下、コメントとして主なものです)
- 工程や手間の多さに感心しました
- 驚きました。手を抜かず手間を掛けている
- こだわっていらっしゃる生産者の製織工程はなかなか知る機会がなかったので参考になった
- 自分の家と比べる所があって参考になった
- 非常に為になった。すぐに取り入れようと思った
- 色々なやり方があると思い、生産者を見に行こうと思った
- カシの重要性。機械カシは次の日(織る日)の天気、湿度も考えて行っている
- 畳店の方と話をすると、何番抜きというのにこだわっている方が多いイメージがある。そこを詳しく説明して頂けるといい
- 勉強会に来られる畳屋さんはリピーターとして何度も来られる方が多いとの事なので、製織工程だけでなくい草の生産工程も方も知ってもらってはと思った
- それぞれの生産者で工程が違いますので、これからもお客様に喜んでもらえるように精進します
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