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カビ経過報告(6月26日)

D宅(和風建築):6月21日 カビが発生しました。

環境:昔ながらの和風建築の座敷(週1回、空気の入れ替え、洗濯物を干す部屋。)

夫婦共働きのため窓を開けた換気ができず、また梅雨に入って一段と洗濯物の湿気がこもった状態となりました。

表替え後45日経過です。熊本は6月11日に梅雨に入り湿度が高い日が続いていました。

カビは6畳のうち、洗濯物周辺の3畳に発生。品種や無染土には関係ありませんでした。

換気が十分出来ず、他5人の家ではまだカビ発生が見られないため、ここでは「換気」がカビ対策の重要なポイントと言えると思います。

D宅(洗濯物を干す部屋)
D宅(洗濯物を干す部屋)
D宅:カビ発生
D宅:カビ発生


A宅(和風建築):カビ発生は見られず。

掃除の効果をみるために、実験として、座敷の真ん中から下半分は掃除をして、上半分は掃除をしてません。

A宅(2022/6/25)
A宅(2022/6/25)


B宅(和風建築):カビ発生は見られず。換気は湿気のある日でも行っていますが、直射日光を避けるため障子は閉めています。

直射日光が入りやすい南側の無染土表は明らかに色落ちが見られますが、直射日光の入らない北側は、青味が残っており、通常の染土付きの表と変わらない色になっています。

B宅(2022/6/26)
B宅(2022/6/26)
南側の無染土が特に色落ち
南側の無染土が特に色落ち
北側の無染土は染土付きと変わらない色に変化
北側の無染土は染土付きと変わらない色に変化


C宅(鉄筋コンクリート):カビ発生は見られず。他、変化した事として、学校帰りの濡れたカバン放置でシミがでました。

産地研修の中で変退色を防ぐ対策として「水などをこぼしたら直ちに拭き取る」とありましたが、そのまま言える事と思われます。

C宅:水分でシミ(2022/6/25)
C宅:水分でシミ(2022/6/25)
C宅:水分でシミ(カビ発生は見られず)
C宅:水分でシミ(カビ発生は見られず)
C宅:水分でシミup(カビ発生は見られず)
C宅:水分でシミup(カビ発生は見られず)


E宅(和風建築):カビ発生は見られず。写真では分かりづらいと思いますが、ひのはるかで部分的に色が抜けているのが確認出来ました。

E宅(2022/6/26)
E宅(2022/6/26)
E宅(部分的な色抜け)
E宅(部分的な色抜け)
E宅(部分的な色抜け)
E宅(部分的な色抜け)


会社事務所2階(鉄筋コンクリート):カビ発生は見られず

会社2階東側(テーブルのあとが残りました)
会社2階東側(テーブルのあとが残りました)
会社2階西側
会社2階西側

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